秋田県警察にてアンガーマネジメント研修を行いました(11/30)
秋田県警察職員向けにアンガーマネジメント研修を行いました。2年前にも行い、その年は苦情案件や職員同士でのハラスメントなどが激減したとのこと(2年前は幹部職員への講話)。ところが昨年度複数の機になる出来事があったため本年度改めてアンガーマネジメントの入門講座を実施、またグループワークなども設け、自身や周りの怒りへの考え方、対応などについて認識してもらう機会を設けました。
警察職員の方へ常々言うことは職業上、初めからけんか腰に応対する人が多い中いかに平常心で冷静に対応できるか、そのためには自分自身をよく理解すること、そして怒りという感情と上手に付き合うための3つのコントロールを意識することをお話ししています。
アンガーマネジメントの研修を聞いたからすぐに怒りの感情と上手に付き合い、自身をコントロールできるようにはなりません。まずは実践。自身の記録をつけ(ログをつける)、自分を理解し、トレーニングを続けることで自分が変わり怒りの連鎖を断ち切っていくことができるようになります。
今後も継続的にアンガーマネジメント研修を続けていってほしいですね。そして県民の安全と安心を守る業務に邁進していただきたいと思います。
【アンガーマネジメントとは】
怒りを感じてはいけない、怒ってはいけないというものではなく「怒る必要のあるものには適切な怒り方ができ、怒る必要のないものには怒らなくて済むようになれること」です。
「あのような怒り方をしなければよかった、また、あの時、怒っておけばよかった」と、後悔することのないよう「怒り」という感情に振り回されなくなるというもの。
「怒り」は私たち人間にとって自然な感情です。怒りを感じることも、そして怒ることも悪いことではありません。しかし、他の感情と比べると強いエネルギーを持つため扱いづらく、さらに「怒り」は悪いものだと思い込み、しっかり目を向けてこなかった人が多いのではないでしょうか。「怒り」を抑え込んでフタをし、しっかりと向き合わないことが、余計に扱いづらくします。大切なのは、怒っている自分自身を否定せず、自分の「怒り」を理解し、振り回されずに上手に付き合うことです。そのためにもアンガーマネジメントの心理トレーニングができるようになりましょう。
■令和6年度の企業向け研修はこちらから
https://hondamasahiro.com/news/r5amft-2/
■アンガーマネジメント研修についてはこちらから
https://hondamasahiro.com/service/anger-management/